こんにちは
てぃーちゃーMです
奄美大島じゃなくても起こりうることですが
車を駐車して「さあ、買い物へ!」と思って扉を開けた瞬間
ブワッ!グン!
車のトビラを強風で持っていかれたことはありませんか?
私の場合は、壁にトビラがぶつかりました
これを「ドアパンチ」と言います
ドアパンチと言っても
そこに人がいたら・・・
そこに高そうな車があったら・・・
そう考えると怖いですよね
トビラの破損は意外に高くつきます
しかも保険の対象外となる場合もありますので
早急に対策はしておいた方がいいです
してしまう方も、もらう方も事前の対策は自作でもできます
ドアパンチをしてしまう前の対策と
ドアパンチをもらう前の対策を知って
イヤな思いや怖い思いをすることなくカーライフを過ごしたいですよね
ドアパンチをしないために
ドアパンチをしないために必要なことは
- 車から降りるときに「気をつける」こと
- 加害者にならないための市販グッズの利用
などがありますが
気をつけると言っても
突風でいきなり車のドアを持っていかれてしまう事もあります
気をつけるだけでは危険
JAFの実験結果で、トビラを持っていかれるかどうかを調べたデータがあります(数字とmは風速を表しています)
- 6歳男児・・・20m(×)、30m(×)、40m(×)
- 10歳女児・・・20m(×)、30m(×)、40m(×)
- 30代女性・・・20m(〇)、30m(〇)、40m(×)
- 40代男性・・・20m(〇)、30m(×)、40m(×)
後部座席にスライドではないドアがあるとすれば
少し強い風が吹くと、子どもの力では危険だという事がわかると思います
しかも
この実験はあくまでも地上で行われています
風の強くなる駐車場所は地上だけではありません
私の場合も屋上でした
屋上は地上よりも風が強いです
そもそも屋上ではどのくらいの風が吹くのかというと
屋上での風の力は、実は単純ではありません
その理由は、建物の高さや立地によって変わってくるからです
- 山から吹き下ろしやすい風
- 海辺
- 開けた土地
などなど
時期や季節、土地によって大きく変わってきます
先ほど、「風速」という言葉を出しましたが
数字だけではイマイチわかりにくいですよね?
予報用語と一緒に簡単に説明しておきます
風用語
- やや強い風
やや強い風というのは平均風速10m/s以上15m/s未満を指します
地上ならば、傘が差しにくくなるくらいの風です
家の屋上なら洗濯物が飛ばされてしまうことがあるくらいの風で、屋上設置のアンテナが揺れたりする程度の風です
人への影響は、歩行がしにくくなる、髪やスカートが乱れるといった影響があります
- 強い風
平均風速15m/s以上20m/s未満を指します
傘が壊れたり、歩行が難しくなる、上体が傾くなどの影響があります
場所によっては看板や屋根(古い物)が外れたりします
- 非常に強い風
平均風速25m/s以上30m/s未満と大きな範囲です
風で飛ばされそうに感じたり、歩行は困難になります
看板やトタンの一部、屋根瓦が飛散してくる程度の力です
ここまでは、あくまでも平均風速の話です
最大風速という言葉も聞いたことはあると思いますが、最大風速は平均風速を超え、瞬間最大風速はその1.5~2倍になる場合もあります
たかが風と言っても、「気をつける」というレベルでは瞬間的に対処できない場合もあります
ドアパンチしないための自作対策と市販グッズ
自作
自作と言っても100円~数千円程度はかかります
家にあるなら大丈夫かもしれませんが
ベルト式
用意するのは「ベルト」や「万能ベルト」と言ったものです
ベルトは薄手のモノを準備するのが良いでしょう
万能ベルトも、ナイロン製とゴム製がありますが
ゴムは伸びやすいのでナイロン製を参考にしています
市販グッズに
おたすけゴムゴムハンド
という商品がありますが、言ってしまえばベルトです
100均のベルトや万能ベルトはドアが強風で煽られたときのデータなどがあるわけではありません
あと、マドに挟み込んで使うものなので
窓に傷がついたり、痛めてしまう可能性もありますので気を付けてください
ドア側面
万が一当たってしまった場合のクッションです
車の外部につけるので見た目がイヤなのと
車自体のデザイン性が損なわれる可能性がありますが
他人の車を傷つけるよりかはマシでしょう
- スポンジやウレタン素材のクッション
- マグネット(ドアの材質によりくっつかない場合もあります)
- ビニールテープや接着剤
要するに、ドアにクッションを取り付けるという事です
市販のグッズ
風の強い日など、駐車場で隣の車にドアがぶつかるのを予防します。
アシストグリップに取り付けて窓に挟んでご使用下さい。
長さ調節できます! 窓に挟む際は、お手元に気をつけてゆっくり挟んで下さい。
窓を勢いよく閉めると挟み込み防止機能が働く場合がございます。
※この商品はあくまで予防する為の製品です。完璧に防ぐ事は出来ません。
加害者にならないための対策グッズはやっぱり完璧に防ぐという事は難しいです
- ドアのエッジに取り付けるタイプ
エッジプロテクターやフィルムなど様々あります
ドアパンチされないための自作対策と市販グッズ
自作の場合だと、先ほど紹介した、ドアの側面に装着するクッションです
市販の製品ではこういった商品があります
オリジナルドアディフェンダー シルバー[OS] 正規輸入元自作で作るものと同じような形ですが
盗難対策など自作では出来ない工夫が施されているものがあります
停車時につけておくタイプですが
きちんと販売されている製品なので安心感もあります
人がぶつかったりしてもズレる心配もありません
でも、商品によってはマグネットでの取り付けになるので、車のトビラがアルミの場合には使用できないという製品もあります
そして、基本は片面だけの物が多いので両サイドを保護したいなら2セット買う必要があります
3万円越程度の出費はちょっとと考えるかもしれません
そもそも駐車場でドアパンチしない・されない対策
広い駐車場を選ぶ
狭い駐車場では、ドアパンチのリスクは高まります
両隣が開いている場所や隣との間隔が広い場所に止めるようにすればリスクは減ります
必然的に出入り口から遠い場所になると思うので面倒や手間は増えますが・・・
出入り口から遠い場所を選ぶ
大型のお店やショッピングモールなどの大きい駐車場では、出入口に近い場所から混雑します
先ほどと同じような対策ですが、自分が歩いてでもリスクを回避したいなら遠目がいいですね
角や端の駐車場を選ぶ
駐車スペースの一番端に止めれば、ドアパンチの被害リスクも片面だけです
端は止めにくいこともありますが、リスクと止めにくさを考えて、面倒でなければ一番端が安全ですね
風向きを考えて止める
ドアパンチをするのもされるのも風が強い日が危険です
風が強い日は、車の前方が風上となるように駐車することをおススメします
突風によるドアが急に持っていかれることを防ぐことができます
場所によっては車の停車方法にも制限があるので決まりを守って止めるようにしましょう
まとめ
ドアパンチ対策についてまとめました
自作ならば費用も安いです、ですがマグネットだと全ての車に貼れるわけではありませんし、見た目も気になると思います
対策とリスクは両立が難しいですが
あなたの意識、駐車する場所などに気をつける
やっぱり不安だと感じるのであれば対策グッズを使う
自費での修理費用3万円や保険の等級下がりなどのマイナスよりかは
自分なりの対策法で心がけるのことが大切ですね
最後までご覧いただきありがとうございました
私の場合も自爆パンチでしたが、人や車じゃなかっただけ不幸中の幸いです
あなたもお気をつけてカーライフを過ごしてください